【セミナーレポート】FSDi Seminar Vol.4 スポーツセミナー【2026.07.09 開催】
SEMINAR REPORT
「eスポーツはゲームを売る取り組みではなく、人が集まる理由をつくる取り組み」
eスポーツを地域の武器に変える、東武トップツアーズの仕掛け方
2026年7月9日に、FSDi Seminar Vol.4 スポーツセミナー「〜『人・地域・企業をつなぐ』交流事業としてのeスポーツ〜」を開催いたしました。
本セミナーでは、東武トップツアーズ株式会社 スポーツ事業推進部様にご登壇いただき、同社のスポーツ事業における豊富な実績と、昨今注目を集めるeスポーツを活用した地域振興・交流産業の可能性について解説していただきました。
セミナープログラム概要
当日は以下の内容に沿って、東武トップツアーズ株式会社 スポーツ事業推進部様におけるこれまでの取り組みと、eスポーツを活用したこれからの可能性についてお話いただきました。
東武トップツアーズ スポーツ事業推進部の取り組みと実績
国内外のオリンピックでの観戦ツアー・運営から、北海道マラソンなどの地域イベント、スポーツホスピタリティまで、長年培ってきた多岐にわたる実績をご紹介いただきました。
スポーツツーリズムと地域課題の解決
少子高齢化や地域経済の停滞といった現代の地域課題に対して、スポーツツーリズムが「地域経済の活性化」「地域ブランド of 確立」「コミュニティの再生」など多角的な効果をもたらすことが語られました。
“交流産業”としてのeスポーツの強み
eスポーツは、世代・性別・身体の壁を超える「ユニバーサルな交流」を実現するだけでなく、関係人口の創出やデジタル人材育成などの地域活性化、論理的思考を養う教育的メリット、さらにはコミュニティ形成による健康維持にも寄与することが解説されました。
セミナーのハイライト
「eスポーツはゲームを売る取り組みではなく、人が集まる理由をつくる取り組み。単なる娯楽ではなく、人・地域・企業をつなぐ“交流産業”」であるという視点から、実際に寄せられた相談をもとにしたユニークな事例が多数紹介されました。
- 【法人向け】企業対抗・温泉eスポーツ社員旅行:企業ごとにチームを組み温泉地でeスポーツ大会を行うことで、マンネリ化した社員旅行や懇親会をアップデートする企画。
- 【法人・自治体向け】農産物×eスポーツ:プロ選手やVTuberが収穫した農産物を配信と連動させてブランド化し、フードロスの削減と高単価販売を実現する企画。
- 【自治体向け】ローカル鉄道 駅ごと対抗eスポーツラリー:沿線の各駅に体験スポットを設置し、ゲームと連動させることで途中下車や観光地めぐりを促す企画。
- 【自治体向け】高齢者孤立化防止施策:地域の高齢者チームが若者チームに挑戦し、高齢者が守られる側ではなく主役として活躍する世代間交流企画。
これらの豊富な事例を通じて、最初に考えるべきは「どのゲームを使うか」ではなく、「誰と誰をつなぎたいのか」「どこに人を呼びたいのか」という目的設計の重要性であり、eスポーツはあくまで手段であることが強調されました。
まとめ:人・地域・企業をつなぐ“交流産業”としての可能性
今回のセミナーを通じて、eスポーツは単なる娯楽にとどまらず、宿泊施設、自治体、観光地、そして企業が直面する課題を解決し、人・地域・企業をつなぐ“交流産業”としての大きな可能性を秘めていることが共有されました。
地域にすでにある資源に対し、eスポーツを「人が集まるきっかけ」として掛け合わせることで、新しい価値を生み出せるという大変示唆に富む内容となりました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。FSDiでは、今後も皆様のビジネスや地域活性化のヒントとなるセミナーを企画・開催してまいります。
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